【医療情報技師】過去問5年分で6割の壁…直前1ヶ月で合格圏へ突き抜ける「選択肢全調査×Anki」戦略

過去問5年分を解いてぶつかった「6割の壁」

8月の医療情報技師試験に向けて、過去問5年分を解き終えました!

とりあえず解いて問題に触れてみよう。そして採点してみると、出てきた数字はだいたい6割前後。合格ラインのギリギリ上か下に位置していて、どうしても7割〜8割という安全圏へ伸び悩む日々が続いています。

特に焦りを感じたのが、2021年の情報処理技術分野でした。見たことのない新しいIT用語が次々と登場し、正答率はなんと54%まで落ち込む結果に……。

さらに、過去問を解いていて気づいたのが「選択肢の言い回しや問われ方が少し変わるだけで、途端に迷ってしまう」という自分の弱点でした。

「ただ漠然と過去問を何周も周回するだけでは、本番のひっかけに対応できないかもしれない」

そう危機感を持った私は、残り1ヶ月を切ったこのタイミングで、勉強の方針を大きく転換することに決めました。

なぜ伸び悩む?過去問演習に潜む2つの罠

6割付近で停停していた原因を自分なりに分析してみると、過去問演習に潜む「2つの罠」にはまっていたことが分かりました。

罠①:過去の正解が「今の不正解」になる法改正・ガイドライン改定

医療情報技師試験で特に注意が必要なのが、法改正や「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の改定です。

たとえば、パスワードの「定期変更」。昔の過去問では「定期的な変更が望ましい」が正解とされていた時期もありましたが、最新のガイドライン(6.0版〜)では「定期変更は不要(むしろ単調なパスワード化を招くため推奨されない)。代わりに多要素認証や適切な長さを確保する」というルールに上書きされています。過去問の当時の解説をそのまま覚えるのは危険だと実感しました。

罠②:選択肢を調べ尽くしたのに間違える「点の知識」の罠

私は過去問を解く際、ただ正解を見るだけでなく、迷った(△)や間違えた(✕)問題の選択肢をすべて調べる勉強をしていました。

しかし、どれだけ丁寧に調べても、問われ方が変わるとまた間違えてしまう……。原因は、調べた知識がそれぞれ独立した「点の知識」のまま頭に入っていたことでした。

単語の意味を知っているだけではダメで、「出題者がどの用語と混同させようとしているのか(AとBの対比)」まで整理して頭に叩き込まないと、ひっかけの選択肢を見抜けず落としてしまうのだと気づきました。

残り1ヶ月で合格圏(75%)へ引き上げる「3つの柱」

「調べ尽くした知識が混同してしまう」という壁を突破するため、残り1ヶ月で実践する戦略は以下の3つです。

柱①:調べるだけで終わらせない!Ankiを使った「対比(VS)」カード化

単語の意味を調べて終わりにせず、「出題者がどこを入れ替えてひっかけようとしているか」という対比の形でAnkiに流し込みます。

  • 「点の知識」を「対比」で登録する例
    • 【表】次世代Web API(RESTful)ベースでリアルタイム連携を行う規格は?(SS-MIX2 / HL7 FHIR)
    • 【裏】HL7 FHIR(※SS-MIX2はファイルベースの蓄積・共有規格)

このように「AとBの違い」を明確にした1カード1ファクトの暗記カードを作成し、スキマ時間にAnkiで回すことで、問われ方が変わっても迷わない「線の知識」へと変化させます。

柱②:「周回数」を捨て、〇は即卒業&△・✕のゼロ化

過去問を機械的に何周も解くのはやめました。これからの目標は周回数ではなく「手元に残っている△(迷った)と✕(間違えた)をゼロにすること」です。

  • 〇(根拠を持って即答できた) $\rightarrow$ 二度と解かない(卒業)。
  • △(迷った)・✕(間違えた) $\rightarrow$ 原因をAnkiに流し込んだ上で、選択肢の誤り理由を1秒で即答できるまで叩き込む。

解ける問題に時間を割くのをやめ、浮いた時間を「△と✕の潰し込み」と「Ankiの復習」に全投入します。

柱③:初見用語(2021年対策)の切り分けと「消去法」の強化

2021年のように「見たことのない単語」が連発しても焦らないルールを決めました。

  1. 未知の単語を2つに仕分ける
    • 今後も出そうな「重要ITトレンド語(SAML、ゼロトラスト、MFA等)」はAnkiに入れて覚える。
    • マニアックすぎる「捨て問用語」は無視する。
  2. 消去法を極める:今まで全選択肢を調べてきた蓄積は無駄になっていません。「知っている選択肢の正誤」を確実に判断できれば、知らない単語が残っても消去法で正解を絞り込めます。

直前30日間の具体的ロードマップ

この3つの柱を軸に、試験本番までの4週間を次のように駆け抜けます。

【第1週】最新トレンド(医療DX・ガイドライン6.0版)の固定

  • やるべきこと
    • ゼロトラスト、3文書6情報、HL7 FHIR、電子カルテ情報共有サービスなど、最新のキーフレーズをAnkiで徹底固め。
    • これまでの全選択肢調査で貯まったAnkiカードの未完了分をゼロにする。

【第2〜3週】残った「△・✕問題」の1秒判断トレ + 弱点集中補強

  • やるべきこと
    • △と✕だった問題だけを対象に、「なぜ選択肢Bが間違いか」を1秒で言語化する高速トレーニング。
    • 54%まで落ち込んだ「情報処理技術分野」など、正答率が低い分野に時間の6割を割く。

【第4週(直前7日間)】「数字・定義」の最終確認 + 本番シミュレーション

  • やるべきこと
    • 保存期間や数値データ(RTO/RPOなど)の暗記項目の総点検。
    • 過去問1年分を本番と同じ制限時間で解き、解答ペースとスタミナを確認。

おわりに

過去問で6割付近で停滞していたときは「あんなに調べたのになぜ……」と焦りがありました。しかし、原因が「知識が点として散らばっていたこと」だと分かり、やるべきことが明確になりました。

調べ尽くした努力は必ず土台になっています。あとはAnkiでそれらを「揺るぎない知識」に繋ぎ合わせ、残り1ヶ月で合格圏を勝ち取りに行きます!

同じように医療情報技師試験に挑戦されている皆さん、ラストスパート一緒に頑張りましょう!

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