みなさん、こんにちは!
まずは、めちゃくちゃドラマチックだった(心臓に悪かった)ご報告からさせてください。
先日受験した「医療情報基礎知識検定試験」、実は合格発表の画面を見た瞬間、受験番号の数字を数え間違えて「あ、落ちた……」と本気で絶望していました。 ところが、もう一度落ち着いて数字を確認したら……なんと、無事に一発合格していました!!(本当に寿命が縮まりました笑)
実は私、5年前まで病院で看護師(脳神経内科や整形外科など)をしていたのですが、紆余曲折を経て、この6月からIT企業のアシスタント(キャリア開発プラン)として新しいスタートを切ったばかりなんです。
「元看護師が、なぜIT企業で医療の試験を?」
「働きながらどうやって勉強したの?」
と思われるかもしれませんが、実は今回の合格の裏には、「5月に3週間風邪で寝込むという絶望」と、「新天地のIT企業での、勤務時間を使った怒涛の1週間ラストスパート」という、ものすごいドラマ(というか綱渡り)がありました。
今回は、そんな私のドタバタ逆転合格のタイムラインと、試験で出会ったリアルな罠についてお話しします!
絶望の5月から一転、入社で学習時間が「倍以上」に!
5月に3週間も風邪で寝込んでしまい、気づけば試験は目の前。「普通なら大パニックになるのでは?」と思われるかもしれません。
でも、実は私はそこまで焦っていませんでした。
なぜなら、使っていたテキストの表紙に「2週間でマスターできる」「90分×12日でマスターできる」と書かれていたのを信じていたからです(笑)。「よし、帳尻を合わせればいける!」と。
さらに、6月からIT企業のアシスタント(キャリア開発プラン)として働き始めたことで、大きな転機が訪れました。なんと、平日に使える学習時間が、これまでの倍以上に増えたのです!
「試験前の大事な時期に就職なんて……」と思うかもしれませんが、勤務時間内にもしっかり学習の時間を確保させてもらえる環境だったため、最強の追い風になりました。「これなら絶対に一気に行ける!」と、私のモチベーションは一気に最高潮へ向かいました。
AI×Anki×過去問!1週間で仕分ける最強の「超効率」勉強法
とはいえ、試験の範囲自体は「広く、浅く」で膨大です。普通に教科書を1ページ目から読んでいたら、1週間での巻き返しは不可能です。そこで私は、限られた時間の中で要点だけを確実に潰す「3つの超効率戦略」を組み立てました。
- 苦手なカタカナ・アルファベット用語は「AI」に頼る
- 通勤時間は「Anki」で脳に叩き込む
- 確保した学習時間は「過去問のデバッグ」に集中
①苦手なカタカナ・アルファベット用語は「AI」に頼る
医療情報の世界は、HL7、DICOM、HOTコードなど、似たような3文字の専門用語のオンパレードです。 そこで私は、自分の苦手な用語をピックアップし、AIに頼んで「1秒で違いがわかる特製用語集」を作ってもらいました。これで「どれが何のグループか」の境界線をクリアにしました。
②通勤時間は「Anki」で脳に叩き込む
作った用語集や覚えたいキーワードは、すべて暗記カードアプリの「Anki」に投入。スマホを片手に、通勤の移動時間はひたすらカードをめくって反復、反復、反復!隙間時間は1分も無駄にせずインプットに充てました。
③確保した学習時間は「過去問のデバッグ」に集中
そして、企業で確保させてもらったまとまった学習時間では、「過去問を解く ➡️ 分からないところを徹底的に調べる」のループをひたすら高速で回しました。プログラムのエラーを潰す(デバッグする)感覚で、間違えた問題を宝のデータとして吸収していったのです。
過去問だけじゃ足りない!?近年追加された「新規出題範囲」の罠
この試験の最大の罠、それは「過去問を完璧にするだけでは、見たこともない最新キーワードに足をすくわれる」という点でした。実は、近年の医療DXの波に伴って、出題範囲のアップデートや新しいトレンドからの出題が容赦なく追加されています。
私が「えっ、過去問と毛色が違う!」と直面したポイントや、これから受験する人が絶対に押さえておくべき【最新の新規出題トレンド】を調べたのでシェアします!
① 医療DX・オンライン資格確認の本格化
これまでは「電子カルテの基本」が中心でしたが、現在は国が推進する医療DXの基盤となるキーワードが必須になっています。
- マイナ保険証・オンライン資格確認: 医療機関の窓口でマイナンバーカードを使って加入保険をリアルタイム確認する仕組み。
- 電子処方箋(電子処方箋管理サービス): 薬の処方箋をデジタル化し、重複投薬や飲み合わせのチェックをリアルタイムで行う仕組み。
- 電子カルテ情報共有サービス: 全国の医療機関で、患者の同意を得てカルテ情報(3疾病・6情報など)を共有する最新ネットワーク。
② サイバーセキュリティ対策の激化(ガイドラインの改定)
近年、病院がランサムウェア(身代金要求型ウイルス)の被害に遭う事件が多発したため、セキュリティの基準が大幅に強化されています。
- 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン: 厚生労働省が出している通称「安全管理ガイドライン」が、最新のシステム環境(クラウド化やリモートワークなど)に合わせて改定されています。
- 安全管理の3大原則(+α): 従来の「真正性・保存性・見読性(3区分)」だけでなく、「サイバーセキュリティ対策チェックリスト」の遵守など、より実践的な運用の知識が問われるようになっています。
③ 制度の年齢区分・定義のひっかけ(先ほどの境界線)
そして、法律や制度の細かい「境界線」を突いてくる問題も健在です。
- 医療保険の年齢上限: 「医療保険自体に年齢上限はないが、国民健康保険にいられるのは満74歳まで(75歳の誕生日に自動的に後期高齢者医療制度に強制移行する)」という、言葉の定義のひっかけ。
- クリニックと診療所の違い: 法律上はどちらも「病床数19床以下」で全く同じものである、という本質的な理解。
結び:この熱量のまま、8月の「医療情報技師」へ!
今回の「医療情報基礎知識検定」の合格は、私にとって大きな自信になりましたが、ここはまだ通過点に過ぎません。
試験が終わった瞬間、私は休むことなく、次の目標である上位資格「医療情報技師」の分厚いテキスト3冊(医学・情報・システム)を開いていました。「鉄は熱いうちに打て」です。1週間に1冊というハイペースでインプットを終わらせ、早速、直近の過去問(第23回・2025年度)に挑戦してみました。
結果は以下の通りです。
- 医学・医療系: 34 / 50問
- 情報処理技術系: 36 / 50問
- 医療情報システム系: 38 / 59問
なんと、初めての過去問にして、すべての科目で合格圏内の点数を叩き出すことができました!
この驚異的なスピード感の裏には、私が看護学生のときに徹底して叩き込まれた「全問関連学習」という勉強法があります。
ただ問題の正誤(◯か×か)を確認するだけではなく、
- 「他の選択肢の用語や制度はどういう意味か?」
- 「どこをどう変えればこの選択肢は正解になるのか?」 を細かく調べ上げ、ノート1ページにその周辺知識をすべて集約していく方法です。
この方法は、今IT企業で学んでいるプログラミングの「エラー原因(バグ)の周辺をすべてデバッグする」感覚と完全に一致しています。
現在の点数はまだギリギリの合格ライン。本番である8月の試験では、どんなひっかけ問題が来ても「余裕で合格できる正答率80%」を確実に目指し、この全問関連学習で毎日泥臭くデバッグを続けています。
私がここまでして技術と医療ITの知識を詰め込んでいるのには、明確な目標があります。
それは、「看護のDXを現場目線でガシガシ進める職種に就くこと」です。
現場を離れて5年が経ちますが、脳神経内科や慢性期の病棟で感じたタスク管理や動線管理の課題感は、今も鮮明に残っています。単にコードが書けるだけのエンジニアでもなく、単にITが使える看護師でもない。双方の共通言語を完璧に操り、現場のナースが本当に救われるシステムを設計・提案できる存在になりたい。
今回学んだ知識や、これからReactで実装していく「看護師のタスク管理・動線管理ツール」のプロトタイプは、その未来へ向けた私だけの最強の武器になります。
「元看護師×IT企業アシスタント」から、看護DXのスペシャリストへ。
8月、絶対に医療情報技師の合格を掴み取って、そのキャリアを証明してきます!

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